RemoNavi リモートアクセス製品「RemoNavi(リモナビ)」
VPNのように社内ネットワーク全体へ接続するのではなく、業務に必要なシステム・機器だけに直接アクセスする、新しいリモートアクセス製品です。
システムとシステム、人と機器、社外パートナーと特定の設備――接続の組み合わせを選ばず、必要な接続だけを許可することで、シンプルな運用と高い安全性を両立します。
Features
特長
-
すぐに始められる
VPN機器の購入やファイアウォールの設定変更(ポート開放)は不要。ソフトウェアのみで導入できます
-
必要なものだけに接続
ネットワーク全体ではなく、許可されたシステムだけへアクセス。万が一の際も影響範囲を最小限に抑えます
-
既存の環境にプラス
現在のネットワーク構成を大きく変更せずに導入可能。既存資産を活かしながら段階的に拡張できます
-
提供形態を選べる
クラウド(SaaS)とオンプレミスの両方に対応できます
How It Works
仕組み
RemoNaviは、送信側の Sender、中継役の Gateway、受信側の Receiver の3つの要素で構成される中継型の接続方式です。ネットワーク同士を直結せず、許可された特定のTCP/UDPポート間のみを Gateway 経由で接続します。
Sender・Receiver は、いずれも内側からアウトバウンドで接続を確立します。そのため外部からの受信(インバウンド)経路が存在せず、ファイアウォールの外部受信ポートをすべて拒否したまま通信が成立します。Receiver は、同一ネットワーク内にある複数のシステムへの入口になれます。
Use Cases
活用パターン
各パターンをクリックすると、構成図と適する場面を表示します。
リモートワーク・社外からの安全なアクセス
データを端末に持ち出すことなく、現場から必要な情報へ直接アクセス。情報漏洩リスクを抑えながら現場業務を効率化します。
自宅や外出先のPCから、社内の業務システム・ファイルサーバ・社内PCへ接続します。
適する場面: テレワーク、外出先からの社内アクセス
拠点間接続・企業間接続
本社から工場・支社のシステムへ接続します。Receiver 1台の配下に複数のシステムを置けるため、接続先ごとに機器を増やす必要がありません。
適する場面: 拠点間の業務連携、取引先との限定的なシステム共有
保守・リモートメンテナンス
VPNアカウントの発行や社内ネットワークの設定変更なしに、保守会社・業務委託先へ必要なシステムだけを提供。アクセス先・利用者・利用時間を細かく制御できます。
顧客側にファイアウォールの開放を都度依頼する必要がなく、操作のアクセスログにより作業の透明性を確保できます。
適する場面: 顧客先機器の遠隔保守
閉域網・OT環境のマイクロセグメンテーション
重要設備へ必要なタイミングだけ接続を許可し、特定技術者による遠隔支援・技術継承を実現します。
インターネットに接続しない閉域網の内部にGatewayを配置し、閉域内で完結する構成です。
適する場面: OT・制御系ネットワーク、規制業種の機微環境
分散Gateway構成(大規模・接続分散)
複数のGatewayを分散構成にし、ロードバランサを併用してSenderの接続を複数のGatewayへ分散できます。設定はMasterから全Gatewayへ一括で反映されます。Sender は任意のGatewayを指定して接続できます。Receiver は、ロードバランサに収容されるすべてのGatewayとの接続が必要です。
※ ロードバランサはご利用者側でご用意いただきます。
適する場面: 多拠点・大規模利用(導入は個別にご相談ください)
Security
セキュリティ特長
-
外部公開ポートが不要
ファイアウォールの外部受信ポートをすべて拒否した状態のまま通信が成立します。
-
既存ネットワークへの変更が不要
DNATやポートフォワーディングの設定なしに、NAT配下同士でも接続できます。
-
通信内容の秘匿
通信内容は暗号化して転送されるため、Gateway運用者であっても通信内容の解析は困難です。
-
接続先を秘匿
接続元は実際の接続先のIPアドレス・ポートを直接知りません。万一マルウェアに感染した場合も、攻撃対象の特定が困難です。
-
最小権限アクセス
接続できるのは登録済みの宛先ポートのみです。他のシステムへ到達する経路がありません。
Deployment
提供形態
Gatewayの配置場所により、3つの提供形態から選択できます。
| 形態 | Gatewayの配置 | 適する用途 |
|---|---|---|
| SaaS型 | クラウド上のGatewayを利用します。導入が最速です。 | リモートワーク、小規模拠点、企業間接続 |
| オンプレミス型 | 自社データセンターや施設内にGatewayを設置し、データを外部に出しません。 | 医療・金融など規制業種、機微データを扱う環境 |
| 閉域網内型 | インターネットに接続しない閉域網・LAN内にGatewayを配置します。 | OT・制御系ネットワーク、LAN内部のマイクロセグメンテーション |
Clients
クライアント対応と運用機能
| Docker版 | Windowsアプリ版 | Androidアプリ版 | |
|---|---|---|---|
| Sender(送信側) | ○ | ○ | ○ |
| Receiver(受信側) | ○ | ○ | 提供なし |
- Docker版は、ブラウザからのリモートデスクトップ・ターミナル操作に対応します。
- Windowsアプリ版は EVコードサイニング署名済みです。
セキュリティ運用機能
- ワンタイムパスワードによる2要素認証
- ログイン連続失敗時のアカウントロックアウト
- アカウント単位の機能・参照・設定の利用制限(ACL)
- 操作のアクセスログ保存
- Gateway単位の利用時間帯制限
Options
付加機能
SaaS型では、以下のオプション機能をあわせてご利用いただけます。
- チャット
- ビデオ会議
- インシデント管理
- タスク管理
- データ解析
- 位置情報管理
※ ビデオ会議はSaaS型のみの提供です。
Contact
お問い合わせ
製品のご相談・デモのご依頼は、当社お問い合わせ窓口までご連絡ください。
料金は提供形態(SaaS型/オンプレミス型・閉域網内型)によって異なります。ご利用規模に応じたお見積りをご案内します。
分散Gateway構成での導入をご検討の場合も、個別にご相談を承ります。